Site Overlay

あることをしたらキャラクターが上手く描けるようになったお話

こんにちは!もうすっかり寒くなりましたね。
色のお話をしたので次は多分皆さんが1番描くであろうキャラクターのお話をしていきたいと思います。



実は私、元々ゲームのキャラクターデザインをしたくて絵を本格的に始めたのですが、なんということでしょう。キャラクターよりも背景が得意な方でした。

まあ背景が描ける人はキャラクターをかける人より圧倒的に少ないので仕事をする上では良いかもしれませんがこれが悲しくて仕方ない(笑)
親からも「あんた背景は上手なのにキャラクターが下手くそね」と言われる始末。


そんなもんだからよっしゃ!上手くなったるで!とデッサン本を買ったは良いものの、これがまたつまらないんですよ(笑)因みにその時に買ったデッサン本は3ページくらいで心が折れました。
未だにそこから進めたことはないのできっと一生暗い棚の底にいることでしょう。




あ、そこの同じく「デッサン本とかマジつまらんだるい」とか思ってる貴方は私がなんとか3周もやり遂げたこちらのおススメの本を紹介するのでぜひ見ていってください。

1周やり遂げるだけでも人間らしい体が描けるようになります。



基礎的な知識はデッサン本を見てもらった方が早いのですが私的にはデッサン本に描かれてる顔とか体って私たちが普段見てるアニメとかソシャゲのキャラクターの顔と明らかに違うじゃんって思ったんです。

ということで前置きはさておき今回のタイトルにある何をしたら上手くなったのかを2つお話していきたいと思います。


さて、皆さん。メイクはしたことありますか?
私は4年位前までメイクをした事がなくて、どうしても必要になって買いに行ったのが始まりでした。余談ですがその日の朝は大泣きするほどメイク大嫌いでした(笑)

何となくメイク=可愛い女子っていうイメージがあってその当時は男の子っぽくカッコよくなりたかったんです。それで「可愛くなんかなりたくない!」と思ってました。


そしてメイクを泣きながら買ってやっていく内に段々、女性でも男性でもなりたい顔になれる(近づける)素敵な道具だということに気が付きました。そんでもってメイクを上手くするには色々はコツが必要なことに気が付きました。
例えば「眉尻は口角の延長線にすること」とか。

で、そこでふと気付いたのですがメイクって大半の人はには整った綺麗な顔になるためにしてますよね。
つまりこれをイラストに持ち込んだらイケメンや美少女が描けるのではと。


試した結果これが功を総じて顔のバランスが取れるようになったんです。
ついでにその時まで悩みだった「キャラクターを遠くすると下手に見える」という問題も一気に解決しましたし、なにより画面に近くなった時にキャラクターの顔に華やかさが生まれました。

メイクを始める前と始めた後のイラスト

なので1つ目はもしかしたら貴方が描きたい顔はメイクを始めて勉強したら、自分の顔もイラストのキャラクターも綺麗になって一石二鳥かもねというお話でした。




2つ目は筋トレを始めたら上手くなったお話です。
よく世間では「筋肉は全てを解決する」と言われていますが、始めた当初は「いや、流石に筋トレしても絵は上手くならんでしょw」となめ腐った態度で始めました。

そしてメイクに裏切られた(?)私はここでも綺麗に裏切られます。



筋トレをする時って鍛えてる部位を意識しながら筋トレをするのですが、まあデッサン本が大嫌いだった私には初めて体の構造を意識した瞬間でした。

デッサン本ってよく体の部位ごとに描かれてると思うんですけど、そのせいか私には「人間のパーツは全て繋がっている」という意識が全くありませんでした。

そうです。皆さん。私は筋トレをして初めて「今動かしている体の部位以外にも力が入ったり動いたりする場所がある」事を学んだのです。

例えば、手をグーにして握った時に二の腕にも力が入るとか

そして筋トレをすると自分がどんな体になりたいのか他の体が綺麗な人を参考にし始めるものなのですが、何度も何度も見る事によって綺麗な体のラインがどう出来ているのか、そして実際に自分で体を動かして体験することで急激に人体の構造が頭にインプットされていきました。
(ついでに筋肉の名前も覚えました。)

不自然な動きの絵から静止していても自然な動きのある絵になった


そんな風に筋トレを続けたある日、キャラクターの体を描いている時に「ああ、そういえば腕を上げたら肩の筋肉はこうなって…」とサラサラ~と資料を見るまでもなく描けるまで成長していました。

最近はマッチョな人や痩せてる人など描き分けもできるようになったりしてかなり楽しんでます。

と、メイクと筋トレを始めた私はイラストも上手くなってついでに自分も綺麗になってるかもしれないというお話でした。